洗顔石鹸でお肌に合ったお手入れで美しい素肌へ


「うまく泡立たない」「水洗いだけじゃダメなの?」など、疑問や悩みを持つ人も多いのでは? このサイトでは美容ドクターである、 橋本慎太郎先生が正しい知識を分りやすくご紹介。

正しい洗い方と肌質に合った洗顔で、理想のお肌へ!!

  • 安易に自分なりの洗顔で済ましている方
  • ゴシゴシと皮脂が落ちるまで洗顔している方
  • 最近毛穴のつまりや、ニキビが気になりだした方

洗顔SOSですべてを解決して下さい。

大人の洗顔Q&A

ブラシ+音波でやさしく洗顔

:ブラシを使った洗顔がいいって本当ですか?敏感肌なのですが、大丈夫でしょうか。

:こすらずに洗う音波洗顔なら、敏感肌さんでも大丈夫です。ブラシを使って音波の力で汚れをやさしく落とします。

ブラシ洗顔の誤解

ブラシで洗顔・・・というと、まるでデッキブラシでゴシゴシと擦って洗うようなイメージを持っていませんか?それは全くの誤解です。

ブラシの毛が肌に当たらないように洗います

正しいブラシ洗顔は、洗顔料をたっぷり泡立てたふわふわの泡をブラシの上に乗せ「ブラシが肌に当たらないように」洗います。ブラシと肌の間に泡のクッションを挟み込んで、くるくると回転させながら汚れを落としていくのです。ブラシを持つ手に力を入れ過ぎて泡をつぶさないようにしましょう。
【注意しましょう!】
直接ブラシを肌に当ててこすると、肌を傷つけてしまいます。

こすらなくても、汚れは落ちます

泡で汚れを包み込んで落とすタイプの洗顔料を選びましょう。しっかりと泡立てて正しく使うことで、肌への刺激を最小限に抑え、ツルンとしたすべすべの肌に洗い上げます。スクラブ入りの洗顔料はブラシ洗顔には不向きです。

超音波洗顔なら、さらにやさしくキレイに

  1. 毛穴のヨゴレもスッキリ!! ブラシが超高速で回転することによって発生する音波振動が毛穴の奥まで伝わり、肌表面だけでなく毛穴の奥に詰まった皮脂汚れまで浮かび上がらせます。浮かび上がった汚れを洗顔料の泡が包み込み、すっきり取り除くことができます。
  2. 肌のキメも整う! 超音波の振動が肌の角質層の代謝を促すので、キメが整いやわらかい肌に。
  3. 敏感肌にも使える! 肌を直接こすることなく汚れだけを浮かして落とすので、乾燥肌や敏感肌の方にもおすすめです。

超音波によるブラシ洗顔5つのstep

  1. 最初にぬるま湯で素洗いをして肌を温め、毛穴を開かせます。あたたかい蒸タオルをしばらくのせてもOK。
  2. 適量の洗顔料を、しっかりとよく泡立てて、ブラシの上に乗せます。
  3. ブラシは肌にそっと触れるか触れないかというくらい。泡をクッションにして滑らせるようにくるくる動かします。顔の凹凸をなぞるように、やさしくていねいに。
  4. 超音波によるブラシ洗顔は1分間で終了です。
  5. 浮き上がってきた汚れをぬるま湯でしっかりと洗い流します。

ブラシはいつも清潔に

いい事ずくめのブラシ洗顔ですが、使った後は雑菌が繁殖しないように必ずブラシをキレイに洗って陰干しをしましょう。

酵素の力でツルンと洗顔、ピカピカ肌に

:「酵素洗顔」という言葉をよく聞きますが、今までの洗顔とはどう違うのですか?

:酵素とは、タンパク質分解酵素と脂質分解酵素のこと。この二つの酵素の働きで、肌に負担をかけず、汚れだけを効果的に落としてくれます。

酵素ってなんだろう

酵素とは、本来、私たちの体の中で作られている、タンパク質の仲間です。アミノ酸の集合体ともいえます。生きている間、体の中で絶えず起こっている膨大な化学反応を仲介する、「触媒」の働きをしています。酵素の種類は数万種類とも言われ、皮膚には皮膚の酵素、腸には腸の酵素が、血液には血液の酵素があります。

酵素洗顔とは

酵素洗顔

美肌を作ると評判の酵素洗顔。その仕組みは、脂質やタンパク質を分解する酵素の力を使って、汚れや余分な皮脂、古い角質を取り除くというもの。毛穴の詰まり、黒ずみ、肌のざらつきをなくし、つるんとした美肌になります。ニキビに悩む方にもおすすめです。ここで使われる酵素は、主にタンパク質分解酵素(リパーゼ)と、脂質分解酵素(プロテアーゼ)の二つです。

①タンパク質分解酵素(リパーゼ):

肌の新陳代謝が滞っているせいで肌にこびりついたままの古い角質汚れを分解してくれます。角質汚れの正体は、実はタンパク質。リパーゼは不要になった古いタンパク質を無理なく分解し、肌のゴワゴワ感、ザラザラ感、くすみ感をすっきり取り除きます。一皮むけたような明るい肌、やわらかな肌に出会えるはず。洗顔後は化粧水などがすっと入り込んでいく感覚を味わえるでしょう。

②脂質分解酵素(プロテアーゼ):

毛穴につまった汚れを見たことがありますか?角栓と呼ばれるもので、白い脂のかたまり、または黒ずんだ脂のかたまりです。私たち自身が作り出した、肌のゴミです。これを放っておくと、毛穴が黒ずんで汚れて見えるだけでなく、「コメド」になってニキビの原因になってしまいます。プロテアーゼは、この角栓を無理なく分解し、すっきりと取り除いてくれます。

効果的な洗顔法

酵素洗顔は、普通の洗顔よりも洗浄力がとても強いので、ゴシゴシとこするのは止めましょう。たっぷりと泡立てて、やさしく泡を転がすように肌の汚れを巻き込んで洗い流します。

※酵素洗顔料には様々なものがあり、使用頻度も製品ごとに違います。毎日使用できるもの、週に1回程度使用するものなど。製品の使用説明書をよく読んで使いましょう。

Point!

酵素は水に溶かしたままにしておくと、働きが弱まってしまう特徴があるので、酵素洗顔はパウダー状になっているものが多いです。保管時は水濡れに注意しましょう。

大人肌にスクラブ洗顔はNG?!

:「スクラブ洗顔を試してみたいのですが、どんなものがおすすめですか?」

:「スクラブの粒子の細かいものがおすすめです。」

「スクラブ洗顔とは」 スクラブと呼ばれる細かい粒子が入った洗顔料で洗顔することをスクラブ洗顔といいます。ターンオーバー不良のため堆積してしまった古い角質や、毛穴につまった皮脂などの脂汚れをスクラブがかき出してすっきりとキレイに洗い流します。

スクラブの主な原料

●炭、米ぬか、アーモンド、オリーブの種、ザクロの種といった天然素材

アーモンドよく乾燥させたあと、ザラザラ感がない程度にとても細かく粉砕したものを洗顔料に加えて使います。

●砂

クレイ、泥炭とも呼ばれます。顕微鏡で見ると非常に細かい穴が開いていて、汚れを吸着する力があるので、洗顔だけでなくパックにも使われます。

●塩

合成して作られた塩よりも、天然塩の方が良いとされています。塩は手軽に手に入るので、家庭でもスクラブ洗顔料を作ることができます。肌に傷のある場合はしみるので注意しましょう。

●ナイロンパウダーのような合成素材

プラスチック・マイクロビーズとも呼ばれます。自然界では生分解されないため環境汚染のリスクが高いことが分かっています。近年、欧米の化粧品メーカーは使用を自主規制していますが、日本では規制がなく、歯磨き粉にもよく使われています。

スクラブ洗顔の落とし穴

スクラブでこすると肌にストレスがかかり、カサつきやゴワつきの原因になることがあります。また、肌に本来必要なうるおいや脂分まで奪ってしまい、結果的に敏感肌、乾燥肌の原因になることも。表面の汚れは落ちたように見えても、毛穴汚れや古い角質汚れまでは取りきれず、コメド(角栓)が詰まったままで、ニキビの原因になる危険性もあります。

ほんの少し気を付けるだけで、もっとキレイな肌に

  • 使用回数を守りましょう スクラブ洗顔は毎日するものではありません。バリア機能が低下しつつある大人の肌には効果が強すぎることもあります。週に1回、月に2~3回など、製品に記載された使用回数を守りましょう。
  • 使用量を適切に 1度に使う量は製品ごとに違います。100円硬貨の大きさ、大さじ1杯程度など、製品に記載された使用量を確認して使いましょう。
  • 力を入れないで スクラブの粒で肌を傷つけないように、手に力を入れないでやさしく洗いましょう。こすり洗いは禁物です。
  • すすぎはていねいに スクラブの粒が残っていると肌トラブルの原因になります。髪の生え際までていねいにすすぎましょう。

粉ふきは洗顔しすぎが原因?

:洗顔した後に粉をふいたようになることがあります。どうしてでしょうか?
: 肌のターンオーバーが乱れていて、古い角質が残ってしまっているせいかもしれません。 ターンオーバー
洗顔したては、きゅっきゅっとした洗い上がりで気持ちいいのに、しばらくすると、白く粉がふいたようになってしまう・・・ということはありませんか? この粉の正体は、肌表面の角質。ターンオーバーがうまくいっている肌は、古い角質が自然と剥がれ落ちていきます。そして、表皮の奥(基底層)で生まれた新しい細胞が作った新しい皮膚が表出します。本来は、この肌サイクルが28~30日周期で行われています。 でも、何らかの原因でターンオーバーがうまくいかなくなると、角質がうまく剥がれ落ちることができず、残ってしまった角質(無核と呼ばれ、もう死んでいる細胞)が白い粉のように見えるということが起こります。

粉ふきが気になるから、洗顔をしなくてもいい?

洗顔後の粉ふきが気になるから、洗顔をしないというのは本末転倒です。洗いすぎが原因で粉ふきが起こるわけではありません。正しくターンオーバーが行われるようになれば、粉ふきはおさまります。

ターンオーバーのサイクルを正常に整える

古くなった角質を剥がれ落とし、新しい角質を表出させる。ターンオーバー(肌細胞の新陳代謝)という実にうまくできた仕組みで私たちの肌は常に健康に保たれています。生まれてから今まで、一度も顔を洗ったことがない人はいないと言われる通り、「顔を洗う」というのは自然な行為で、この肌サイクルを支えているのです。

汚れを落とし、細胞の新陳代謝を促進

毎日の洗顔では、肌表面の古くなった角質が堆積しないように、やさしく洗い流しましょう。メイク汚れもそのままにせず、その日のうちにクレンジングをすることが大切です。そして、肌の奥(基底層)で新しい細胞がスムーズに作られるように、肌だけでなく体全体のリズムを整えるように心がけましょう。この心がけで、粉ふきはおさまってくるはずです。 ただし、30代、40代の肌は20代の頃に比べて分泌される脂分や水分が少なくなります。洗顔で大切な油分と水分を落とし過ぎてしまうことは、粉ふきの直接原因にはならなくても、乾燥肌、敏感肌といった別なトラブルを作る原因になってしまいます。良かれとおもってやっていることが実はトラブルを招く原因になっているかもしれません。洗顔はあくまでていねいに。自分の肌と相談しながらやってみましょう。

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